とある公務員のよしなしごと。

地方公務員薄給アラサーの叫び。現在、宅地建物取引士の試験勉強中です。

公務員試験について

公務員をやめると決めてから、試験勉強頑張っていたなあと振り返る機会があったので、私の公務員受験について記事にしてみます。

 

大学生の時に、公務員になるなんて考えていなかったので、勉強開始時期は通常より遅いほうでした。

予備校に入ったのが、10月ですね。

具体的に行きたい企業とかなかったし、とりあえず公務員でいいかーという思いで就活を辞めてしまいました。

(この思考に陥ったのは今でも謎で後悔中です。笑)

T○Cにお世話になったのですが、校舎の担任が現実的な方で、予備校に入る前に「お前、絶対受からないぞ。」と言われていました。笑

色々どストレートに物事を言ってくれるので、私は結構好きな先生でしたね。

 

 

 

 

1 勉強スケジュール

先ほども書きましたが、某先生に受からないと言われていたので、かなり勉強漬けの毎日でした。

大学3年の秋ということで授業もほとんど取り終わっており、土日は必ず予備校に引きこもっていましたね。

だいたい公務員試験の勉強を始めるのは、4月〜8月が多いので、10月に入った時、すでに先行組はいくつかの科目の授業が終わっていました。

担任の先生から、とりあえず全授業を受講完了させることに専念するよう言われたので、10月〜11月はひたすらDVDブースで先行組に追いつくべく授業を消化していました。

12月は先行組の授業に追いつくようになったので、教室での受講に切り替えたのですが、先行組はすでにコミュニティーができていたので居づらかったですね笑

まぁ友人作っておしゃべりしている余裕がないと思っていたので、別に友達を作る気はありませんでしたが。

大学の授業は特になかったので、12月以降は毎日予備校に通い、午前中は教養科目、午後は専門科目と分けて、1日12時間勉強していました。

教養科目・専門科目は、曜日別にやる科目を決めて、定期的に問題集を回せるようにスケジューリングしましたね。

これも担任の先生のアドバイスを愚直に受けて実行していました。

1〜2月になると論文対策講座が始まったので、3月以降は、9〜12時に教養科目、13時〜18時に専門科目、19時〜21時に論文対策と時間配分を変えました。

論文は添削を依頼して返却まで時間がかかるので、戻ってきたら優先的に取り組んでいましたね。

あとは、直接先生に見に行ってもらったりと、予備校をフルに活用させていただきました。

5月などの直前期は、間違えたところや苦手なところをひたすら眺めていましたね。

勉強しすぎてやる気がなくなっていたので、とりあえず予備校に行って何かを見るように努めていました。

あとは担任の先生と話したりすることで、喝をいれてもらっていましたね。

1人でモチベーションを保つのは限界があったので、予備校通って本当に良かったと思っています。

試験日の1週間前は移動時間さえも勉強していないのが勿体無く感じて、病的に勉強していました。

慌てすぎていたなぁとは思っていましたが。

そんなかんだであっという間に勉強期間が過ぎて、試験を受けることとなりました。

 

 

2 受験試験と合格先

担任の先生に、受かるかわからないんだからとりあえず全部受けておけ!と言われて、本当に受けられるものは全て受けていました。

受かるかわからないんだから今悩まないで、とりあえず受けて受かった中から選べとアドバイスをいただきました。

毎週試験があるという過酷なスケジュールをこなしていましたね。

受けた試験は、以下の通りです。

 

①国家公務員(一般職)

国税専門官

③裁判所事務官

地方自治体(都道府県レベル)2つ

地方自治体(市町村レベル)1つ

 

一次試験(筆記)はどれも通過しました。

その後、モチベーションがある限りは面接を受け続けました。

8月以降徐々に内定がで始めてしまったので、地方自治体はいくつか面接に行きませんでした。

中でもコスパよく内々定官庁訪問)が取れたのは、国家公務員ですね。

省庁の官庁訪問は1日以上拘束されるので内々定をもらえるまで時間がかかりましたが、出先はものの数時間で内々定をいただけたのでびっくりしました。

なので、スケジュールをうまく立てたことにより、国家公務員は3つ内々定いただきました。

(もちろん人事院面接も受かりました。)

 

結果的に、最終面接まで受けた以下の試験は全て内定をいただきました。

 

①国家公務員(一般職)

国税専門官

③裁判所事務官

地方自治

 

終結果は全て自分が全体の何番目で受かったのかがわかるのですが、

地方自治体は結構ギリギリの順位でしたね。

国家公務員と国税専門官はかなりの上位、裁判所事務官は一桁の順位だったのですが、点数の基準はよくわかりません。

 

 

3 面接対策

予備校の面接対策講座を活用していました。

あとは担任の先生と仲良くしていたので、時間があれば個人的に対応してもらっていました。

面接対策講座では結構うまくいけていたのですが、担任の先生はかなり厳しかったので、同じような対応してもズタボロに言われていましたね。

なので、あまり面接対策講座の面接実習はあてにしておりませんでした。笑

ただ、実際に複数の面接を受けていて、ある程度こうすれば受かるな〜というコツはつかめていました。

それは「堂々と喋る。」ことです。

単純なことかもしれませんが、意外と出来ている人は少ないと思います。

官庁訪問等で実施したグループ面接では、モジモジして何言っているのかわからない人が結構いたので、普通の人は普通に面接していれば受かるんだなーと感じていました。

民間の面接より明らかにハードルは低いです。

私の時代は、とりあえず元気に対応していれば大丈夫!という風潮でしたが、今は違うかもしれません・・・。

 

 

公務員試験が終わって、自分は勉強しすぎたかなと感じましたが、全部合格したいのであればそのくらいの勉強時間は覚悟した方が良いと思われます。

今は公務員の人数が減っているのにも関わらず公務員人気が低下しているため、公務員を目指している人は絶好のチャンスだと思います。

倍率が高いと思うかもしれませんが、中には冷やかし受験やとりあえず受験してみようという人も結構多いので、あまり数字は気にしない方が良いです。

最終的な倍率はそこまで高くないので、きちんと勉強している人は受かると思います。