とある公務員のよしなしごと。

地方公務員薄給アラサーの叫び。現在、宅地建物取引士の試験勉強中です。

宅地建物取引士試験を3ヶ月で合格してみる。

転職活動をしていますが、様々な業種を見ている中で、最近は不動産業に興味を持つようになりました。

(あれ?コンサルは?という疑問はとりあえず置いてください。笑)

ただし、今からこれらの業界に転職するのはハイリスクと言われています。

東京オリンピックが終わる頃には建築ラッシュも落ち着き、建築業及び不動産業の景気停滞が懸念されているからです。

しかし、不動産所有者の高齢化が進んでいるため、そう簡単に不動産売買が停滞するとは思いません。

特に東京23区内の木造密集住宅地域などは矮小な不動産が多く、相続した家族のうち活用・処分に困ることとなり、資産を手放す人が多いのではないかと思います。

(都市計画などによる用地買収にあう可能性も否めませんが。)

さらに、不動産取引上必ず必要とされている重要事項説明は契約者へわかりやすく行うこととされているため、AI化が難しい仕事だと思います。

サムライ業って、RPAに取って代わられるとかいうけど、なんだかんだ人の主観による判断とか経験則に基づく直感的な判断とかあると思うんですよねー。

したがって、重要事項説明を行うことができる宅建士は需要性があると考えられるので、簿記などよりも有益な資格なのではないかと考えています。

 

 

 

 

1 不動産業に興味をもった理由

 

私は仕事をする上で、明確な目標が欲しいと考えています。

それは、税務に携わっていて気づいたのですが、数値の目標があればそれに向けて頑張れるからです。

確かに、高校生の時にクラスで1位の成績を収めるという目標を3年間ずっと持っていましたが、1年生1学期の初めての中間テストを除いて総得点クラス1位を達成していました。

なので、私は数値があればがむしゃらに頑張れるということです。

(大学の時はそうした順位づけがないので、勉強をしていませんでした。)

 

ただし、ただがむしゃらに営業で成績を上げたいわけではありません。

営業であればどんなことでも良いというわけではなく、自分に馴染みのある営業を希望しています。

一応地方公務員を5年間続けてきたので、法律関係の仕事をしたいと思っています。

5年も法律に携わっていたので硬い言葉には抵抗がありませんし、むしろそうしたとっつきにくい言葉を理解しやすく他人に説明していくことを仕事にしたいからです。

税金の仕事をしていたときも、納税者にわかりやすく説明することは好きだったんですよねー。

こうすれば税金ちょっと安くなるかも的なことも教えちゃっていましたが。

知っているのに教えないのも罪だなーと感じていたので。

だったら国税調査官にでもなればいいじゃんと思いますが、公務員試験ほどコスパの悪い勉強はないと思うし、国税を受けたとしても実務に携われるまでの研修期間が長いので我慢できない気がします。

 

そこでいろいろ考えたのはサムライ業です。

税理士、弁護士、行政書士・・・。

いろいろあると思いますが、これらはかなり頭が良くないと難しそうなイメージ。

しかもこれらも長期的に勉強をしなければならない。

税理士の試験ならまだしも、弁護士行政書士は合格したとしても就職難と言われる時代です。

 

そこで、転職活動を通じて知った資格が宅地宅建取引士です。

これは成果主義な不動産業界を見ていて偶然知ったことですが、不動産取引に関する法務知識を有する専門家であり、一度試験に合格すればその効力が一生失われないそうです。

 

2 宅地建物取引士とは

ウィキペディアによると、宅地建物取引士(たくちたてものとりひきし)とは、宅地建物取引業法に基づき定められている国家資格者であり、宅地建物取引業者(一般にいう不動産会社)が行う、宅地又は建物売買交換又は貸借の取引に対して、購入者等の利益の保護及び円滑な宅地又は建物の流通に資するよう、公正かつ誠実に法に定める事務(重要事項の説明等)を行う、不動産取引法務専門家である。

 

とのこと。

実はこの資格を知ったのがつい最近です。

宅建試験の申込期限は、インターネット申し込みの場合、7月17日 (火)までです。

どうやら、年1回しか試験がないらしい。

ということなので、とりあえず受けてみるか!と思い、3ヶ月という短いスパンではあるけれど、とりあえず勉強してみようと思います。

地方公務員を退職する前に、夏休みや年休を消化すると思うので、その期間を勉強に充てたいですね。

転職による有給消化では旅行等の娯楽に当てる人が多いところですが、今の私にはそんな時間でさえも勿体無いと思ってしまうので、1日でも無駄に過ごしたくないんです。

 

3 予備校通学か独学か

資格試験の予備校に通おうと思ったのですが、宅建試験はそこまでのものではないかなと感じています。

というのも、私は今の仕事で法律の知識はある程度有しているからです。

予備校は法律に馴染みのない人を対象に講義をしているため、その時間が無駄になる可能性が高いです。

したがって、私は独学で勉強しようと決めました。

参考書は口コミや実際に本屋さんで閲覧したりし、「ユーキャン」のテキストを購入しました。

ぶっちゃけどの参考書も内容はあまり変わらないと思うのですが、ユーキャンの紙質が薄くて個人的に好みだから購入しました。笑

TACはカラフルすぎるし紙質が固すぎで個人的には好きではありませんでしたね。

公務員試験や簿記試験ではだいぶお世話になっていたのですが、宅建試験では他社に浮気をします。笑

 

4 3ヶ月チャレンジ(10月21日試験に向けて)

ユーキャンの速習テキストを購入したのですが、全部で700ページ弱あります。

テキスト1巡目は内容を深読みせず、全体を把握すれば良い程度なので、7月中に完了させることを目標としています。

つまり、残り2週間で700ページを読破するということです。

700ページ÷2週間(14日)=1日あたり50ページ

仕事の傍、そんな目標達成できるのか?と思ったのですが、このテキスト自体も法律にあまり馴染みのない初学者用のため、宅建業法でも結構かっ飛ばすことができました。

本日3時間で100ページを完了させたので、休日でがっつり勉強したら間に合うかもしれません。

8月に2巡目に取り組みながら、Web上にある項目別の無料過去問に取り組んでいきます。

こういう資格勉強は過去問に取り組むのが一番重要というのは公務員試験等で学んでいます。

8月中に弱点を見つけ、9月に安定した特典を確保できるようにし、10月は細やかな知識の定着、最終確認というスケジュールで試験に挑もうかと思います。